How to play : アルティメット上達の方法
●オフェンス
defense offense disc player
エンドゾーンオフェンス

エンドゾーンになると奥にスペースがなくなるため、これまで紹介したオフェンスではうまく攻められません。エンドゾーン近くまでディスクを運んだら、スローワーは「エンドゾーン」とコールしエンドゾーンオフェンスに変えることを伝えます。エンドゾーンオフェンスでは、より力強いプレーと粘り強いプレーが求められます。一回のチャンスで点がとれなくてもパスをつなぎ、横にスイングして相手が崩れるのを待ちます。ゴール前では辛抱強く丁寧にプレーすれば絶対に点が入るという信念を持ってプレーしなければいけません。
IMAGE ・エンドゾーン

「エンドゾーン」のコールがあったら、レシーバーはエンドゾーン内ほぼ中央にスタックします。最初に動き出すのは、一本目の位置にいるプレーヤーです(主にハンドラー)。ハンドラーへ一本パスをつないだら、エンドゾーン手前のコーンをめがけて一番奥のプレーヤーがミートします。ここで点が入らなかった場合は、もう一度同じプレーを逆サイドで繰り返します。これを点が入るまで繰り返します。一番奥のプレーヤーは右か左かを選択することができますが、多くの場合ディフェンスにはしっかりマークされているはずです。自分の走りたい方向を事前にマークされていたとしても、構わず振り切って走ることが大切です。ここでは、一回でパスが通らなくてもいいので決められた形で強引にでもパスをもらいにいくことが大事なのです。相手より半身でも前に出れば短いパスなら確実につながります。相手の前に身体を一瞬でも出すように突っ込むことが大切です。(figure 6)
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・チェインソー

一本目にパスを通すところまで同じですが、この場合はパスを投げたプレーヤーがもう一度パスをもらいにいきます(ワンツーパス)。奥から来ると予想している相手に対して効果的です。スタックしているためサイドにスペースがあるのでもらいやすい形です。(figure 7)
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・エンドゾーントラップ

一本目にパスを通さずに最初に一番奥がパスをもらいにいきます。相手がトラップをしてきている場合に有効です。うまくスタックして両サイドに走るスペースができているような場合は決まる確率が高いです。(figure 8)
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練習:
エンドゾーンドリル(figure 9,10)。(figure9)ではまずQBが一本目にパスを出し、パスを受けたハンドラーが振り向きざまにゴールラインの角に向かって走るディープの選手にパスします。ディープはこのパスを受けた後(figure10)パスしたハンドラーに戻します。ハンドラーはそのまま最初のQBと同様にパスを一本目の選手に通します。次は逆サイドにシュートします。これをローテーションで繰り返します。
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トラップオフェンス

トラップとは、サイドライン際でマーカーがフィールドの中にパスを出させないようにマークしている状況を言います。ライン際に追い込まれているので、スロー力のないプレーヤーは脱出するのが困難です。(figure11)

トラップをかけられた場合は、身体の向きを攻めている方向に向けずに、横(ラインに背を向けてフィールド中に正面に立つ)を向きましょう。これによってダンプパスと縦のパスを両方投げることができるようになります。

レシーバーの優先順位は、まず縦のプレーヤーになります。トラップでは縦が空いているのでミドルカットの動きでパスをもらいます。このパスが通らなかった場合は、ハンドラーがダンプか縦に抜けてパスをもらいます。
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