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世界大会レポート:日本代表オープンチーム・全選手コメント |
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■ 松本晃一(#1:Bombers)
今回の世界大会は、チームとしても個人的にも悔しい結果に終 わりました。チームは目標であった優勝に届かず。そして自分
は実力及ばず、チームの力に充分にはなりえませんでした。
大学でアルティメットを始めてからこれまで、コートの外にい る時間が長いという経験はほとんどなかったので、やはり悔し
く、大会の序盤は慣れない感じもありました。しかし、コート の外からみんなを激励し、コート外から戦力となることの大切
さを本当に強く感じました。大げさなことをいうと、アルティ メット感が広がったという気さえします。
1月の第一次選考会からこの世界大会最終日までで、チームは 本当に連携を高め、素晴らしいチームになったと思います。強
いだけでなくプレイ外でもまとまりのあるチームでした。です から、まだまだ時間があればもっと伸びるかもしれないなと、
世界大会での解散が惜しくもあります。
自分は今回が代表として初めての世界大会だったのですが、日 本が確実に世界と戦えるレベルにあることは身をもって知りま
した。が、世界を制するとなると、日本にいる時から、もっと 世界のことを意識してアルティメットに取り組まなければ難し
いとも感じました。そのためにも今回参加したメンバーが少し ずつでも、経験したことを伝えていく必要があると思います。
あっという間の7ヵ月は充実し、夢のような期間でした。 ありがとうございました。
■ 藤井靖宜(#2:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
「今回、久しぶりに代表に選ばれたのですが以前に出場した世界大会の時よりも“勝つ”ことを具体的に感じながら準備出来ました。
でも結果的には5位と目標としたところまでは届かなかったのが残念に思います、しかし自分の調子は良かったとは言えませんが
最後までフィールドに立ってプレー出来た事は満足しています。日本のレベルも上がっていると思いますが、世界もまたレベルアップ
していると感じた大会でした。これからは若手の育成も意識しながら自分も少しでも成長出来るようにがんばります。」
■ 舘洞哲也(#3:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
越えられそうで越えられなかった世界の壁を再認した大会でした。 自分の未熟さを痛感すると共に、まだやれる、やらなければいけない、という自覚・使命感をも覚えさせられました。
今後も日本アルテ界に貢献できるよう努力を重ねていきたいと思います。
■ 三浦俊信(#4:Nomadic
Tribe)
今回の大会で感じたことは、カナダ、アメリカ、スウェーデン以外の国のレベルが多少上がったのではないかと感じた。それについては日本も同様で、戦略、チームスタイル、などを考えてもそう思う。また、次回につながる実力と素質をもっている。練習の内容的にも濃く、私自身も久しぶりに競争の中で練習できた。ただ代表チームとしての時間がやはり少なかった。長い期間、あるいはアメリカレベルのチームと練習や試合が出来れば、勝てるチームになることは間違いない。今回一緒に戦った若手に期待する。世界大会はやはりおもしろいとあらためて感じたとともに今回のチームメイトに感謝する。
■ 瀬下真一(#5:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
初代表に選ばれ、また外国チームと戦えたことに感無量です。そして日本ではあまり感じる事がない、試合に対する外国チームの勝つ事への執着心を感じる事が出来ました。日本チームのメンバーからも、もちろんそれは感じられましたし、その結果が5位という形で現れ良い結果を出せたと思いました。只一つ悔しいのは、決勝でやりたかったカナダとの試合が早く訪れてしまったことです。是非、次回までプレー出来ていれば、代表チームに再選されリベンジしたいです。
■ 仙田聡(#6:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
感想は、練習でやってきたことがチームとして100%発揮できなかった試合が多かったと思います。チームで掲げた目標に手がとどかなかったので、非常に残念な気持ちです。でも、半年間という短い間だったけど、代表のチームでプレイができて本当に良かったと思っています。
■ 和田貢一(#7:Nomadic
Tribe)
今回、世界大会(ナショナルチーム)が4年に一度になってから初の大会であったが、カナダ・アメリカの強さが目立った。試合を振り返えれば、ヨーロッパ勢・オーストラリアの実力があがっていると感じた。同時に、コールに関しても地域差が出て来ているし、一番ビックリしたのは観客のレベルが2年前のハワイでのクラブ選手権より断然にあがっている。良いプレーはもちろん、良いコール(認めるプレー)には拍手が起こり、わざと貰いに行くファールやバッドコールに関しては非常に厳しいブーイングなどもあり、改めてセルフジャッチの難しいさを感じた。
しかし、奇麗事を言っているとヨーロッパ勢には圧倒する試合をしない限り勝てない。変な言い方だが相手にチームに合わせたコールも必要であると思う。4年後は、ヨーロッパ勢との予選での戦いがキーになると思う。決して強くはないが日本のスタイルがフィットしない為、経験が必要だと感じる。今大会は、半年間(前回大会は4ヵ月間位)バズバレッズ中心でチームを編成し、結果的に目標には届かなかったが、戦術も含め素晴らしいチームが出来たと思う。若手の経験が少ないチームを引っ張ったキャプテンの力も非常に大きかったのでないでしょうか!
大会中に選手個人、チーム力があがったのは顕著にでたし、プレイヤーが自信を持って気持ちを切らさず、5位決定戦まで、プレーが出来たのは4年後に必ずつながると思っています。次の2008年大会には、前の年から代表候補として召集し切磋琢磨しながら時間を費やして大会に臨んでもらいたい。更に、アメリカやヨーロッパの大会に遠征など行けたら、良いのではないでしょうか?そして、今年も目標に掲げていたアメリカ・カナダを破り是非とも優勝してもらいたい。
私自身、ドイツ大会、フィンランド大会と2大会ナショナルチームを経験した事を、今後どのようにして次世代にアルティメットを伝えて行けるのかを、もう一度じっくり考えて行きたい。
■ 笹川慶(#8:DISCMANIA)
世界大会では、外国に対する日本人の弱さまた日本人の凄さを体で感じることが出 来ました。21人の日本代表が今大会で感じたことをそれぞれ日本全土へ伝え、さらに
日本の弱さを克服し競技力を向上させることができれば日本が世界一になる日は遠 くないはずです。4年後にまた日本の代表として戦えるよう頑張ります。
■ 岡田真人(#9:Nomadic
Tribe)
日本の力がしっかり出せた部分は大きくグランドを使い、自分達に有利なスペースを作り、味方の特徴を活かしたオフェンス力がしっかり出せたところだと思う。また、ディフェンスにおいてもそれぞれのプレイヤーに与えられた役割を理解して体や技術だけで負けない理解がチーム内でしっかりできていたことだと思う。
決勝進出をかけたカナダ戦は多くの部分で自分達の力を発揮できたと思う。 そんな中、優勝できなかった大きな要因は、やはり練習でできていたこと、大会まで自信をもっていたことが大事な場面や試合で発揮できなかったことが敗因だったのだろう。これができなくさせるのが世界大会なんだろうが、それをしっかり出せなかったのも自分達の力だったのかと反省をしている。
体調管理に関しては非常に万全の態勢で挑めた。トレーナーが一生懸命僕らの為にトレーニングを考えサポートしてくれた。このトレーニングがメンタル面で大きな自信になった。また現地に入っても細かい部分でケアしてくれ、支えになってくれた。また、文化シャッターさんの支援により移動時の負担を少なくして頂いて本当に良かった。アップ時間をしっかり取れたり、疲れを最小限にさせてもらえたことに感謝したい。
最後に日本の力は十分組織力であげることができたが、それ以上に世界の力があがっているように肌で感じた。いつしか自分達がやりがいをもってやっているこのスポーツが、オリンピック競技になることを信じさせてくれた世界大会だった!!
■ 山本泰史(#10:Nomadic
Tribe)
日本で練習していた通りのプレーを試合でも行うという目標で大会に望みましたが、なかなか普段通りのことが出来ませんでした。それが5位になった大きな要因であると考えています。相手がどうこうではなく、自分自身が一番の敵であったと・・・。
■ 松野政宏(#11:大阪体育大学BOUHSERS)
初めての世界大会ではじめは今までにない雰囲気にのまれてしまいましたが、徐々に普段通りのプレーができるようになり1試合1試合すごく楽しめたと同時に大きな経験ができました。チーム最年少で選ばれたので4年後自分が今回よりも1分でも多くプレーできるように、そしてもっとレベルアップして日本が勝てるように4年間を大事にして頑張っていきたいと思います!
■ 吉川洋平(#12:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
→日本代表オープンチーム・総評
■ 阿部洋平(#13:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
今大会振り返ってみて、やはり目標だった世界一になれず悔しい思いがある。毎年世界の強豪チームと試合が出来る環境にいさせてもらい、今度こそという気持ちはあった。結果5位、このままでは終われない。4年後メダルを取るために、もう一度1からやり直したい。最後にたくさんの人から御支援、御声援を頂きありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
■ 原田昌彦(#14:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
全体を振り返ってみて感じるのは、やはり世界の壁の高さではないか。オフェンス・ディフェンス共良いプレーは、あったがオフェンスでのパスの出しづらさ、ディフェンスでのかけひき等、メンバー各人感じるところがあったと思う。その中で少ないながらも学生が随所にチームを盛り上げるプレーを見せることができたのが好材料だった。
個人的には、出場機会の中で集中力をその都度トップにもっていく難しさを感じた。できてるつもりでいたが、やはりどこか違った。まだまだ頑張りたい。そしてとても楽しかった。
■ 山本真(#15:中京大学FLIPPERS)
私は世界大会初参加ということで外国人と対戦することも初めてだし、外国でプレーすることも初めてだったため、戸惑う事が多々ありました。しかし、世界大会を経験している先輩方が引っ張っていってくれたおかげで安心して大会にのぞむ事ができました。今回得たものをチームに持ち帰り、日本のレベルをあげたいです。そして4年後は世界の頂点に上り詰めたいと思います。
■ 斉藤貴敏(#16:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
優勝を目指して全力でプレーした結果が5位。この結果を自分の中でしっかり受けとめ、今回の経験を次へのステップとし日々前進していきたいと思います。応援してくださった皆様、このような貴重な経験をできること幸せにおもいます。ありがとうございましたm(__)m『世界大会のかりは世界大会でかえします!』
■ 鮫島暁(#17:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
初めての世界大会ということで、自分のプレーがどこまで世界に通用するか不安でした。しかし、終わってみて日本でやってきたことは世界でも十分通じると感じ、自信を持つことができました。一方でカナダ・アメリカとの差を痛感したのも事実で、次回までには追い付き追い越したいという目標もできました。今回の大会は自分にとって、よりアルティメットを好きになることができた大会であったことは間違いありません!!
■ 岡本一樹(#18:中京大学FLIPPERS)
今回、世界大会初参加で世界がどのようなものか非常にわくわくしていました。実際に世界を相手にして自分も世界に通用すると感じました。メダルには手が届きませんでしたが、最後に勝って5位になったことはとても意味のあることだと思いました。ここで経験したことをいい経験として終わるのではなく、4年後に向けて自分に足りないものを補っていきたいと思います。
■ 宮部英俊(#19:文化シヤッター・Buzz
Bullets)
初めに、今回の5位という結果は非常に悔しく思っています。
今回の代表チームは1月より選考会を始め、練習、合宿を積み重ねてきました。十分に練習をしてきたと思っていましたし、もちろんチームの目標は「優勝」の二文字でありました。
予選1次リーグを全勝し、波に乗って行けると信じていました。しかし、2次リーグでスウェーデンとの試合を落とし、さらに勝たなければいけないフィンランド戦も落とすこととなってしまいました。
敗因はいろいろ挙げられると思いますが、結局は一人一人もそうですが、チーム全体として競り負けてしまったところが否めないと思います。たしかに全員全力を出しきって戦いましたが、トップレベルでの競り合いの経験がもっと必要だと感じました。また、自分たちのレベルも上がっていたはずなのですが、他の国々も同様、またそれ以上にレベルアップ、チームとしての熟成で差を感じてしまいました。
まだまだ個人として、チームとしてやらなければならないことがあると強く感じました。 そして、世界は甘くないということも肌で感じました。自分のなかで甘えがあったとも思いました。
2年後のクラブチーム選手権、4年後の国別対抗戦でこの悔しさを晴らしたいと思っています。
■ 佐藤茂樹(#20:Nomadic
Tribe)
今回の世界大会は自分にとってとても良い経験ができたと思います。日本と違ったアルティメットを知り、体験できたこと。世界のトップレベルのチームとのゲーム。日本の代表として自分がその中にいて、チームとして1つの目標にむかって戦ったこと。頂点には届きませんでしたが、今大会で得たことを、また自分がこれからやらなければならない課題を2年後・4年後を目指しがんばっていきたいと思います。今大会のメンバーでできることを楽しみにしています。
■ 田中瑞穂(#21:日本大学Hummingbirds)
世界大会を通して日本代表として戦えたこと、バズバレッズの皆様や多くの日本のトッププレイヤーの先輩方と同じ時間を共有できたことは、選手としてとても大きな財産となりました。この経験をいかして、これからのアルティメット人生をさらに充実したものにしていきたいと思います。
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協力: |
2004 日本代表オープンチーム
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