Event : クラブジュニアアルティメットクリニック2017 in 東北
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11月11-12日に福島県猪苗代町の猪苗代運動公園と独立行政法人磐梯青少年交流の家にて2017クラブジュニアアルティメットクリニックin東北を開催しました。
参加はメン部門が会津大学、岩手大学、山形大学、仙台大学、東北学院大学、東北大学、北里大学、新潟健康福祉大学、秋田大学、駒澤大学からの93名。
ウィメン部門が会津大学、岩手大学、山形大学、東北大学、東北学院大学、北里大学、秋田大学、法政大学からの58名の合計152名でした。
講師はメン部門に文化シヤッターBUZZBULLETSから7名、ウィメン部門にHUCKから8名の合計15名にお越し頂きました。
トレーナーは例年通り弓田トレーナーにお願いしました。安定の存在感が選手のパフォーマンスの向上に繋がりました。
前日設営をお手伝い頂いた会津大学の学生(感謝!)からの「菅谷さんじゃないとクリニックに参加しない!ってみんなで話してたんですよ〜」という有り難い言葉に象徴されるように「何を」教えるというより「誰に」教わるのかが大事だと思います。
講師の熱い、何としても選手一人ひとりを上手くしたいという想いが選手の意識を変えるのだと感じました。そしてその繋がりこそアルティメットで1番大切なそして嬉しいことなのではないでしょうか。
東北クリニックは事前にアンケートを取り、それに基づきつつ、試合を通して浮き彫りになった課題をチームを担当する講師と共に解決するスタイルで、今回も同じ方式を採用しました。
クリニック初日は残念ながら雨と強風で外では出来ず急遽磐梯青少年交流の家に会場を移し、座学を実施しました。この時期に必須な「話し合い」や「考える」ことを体験して欲しいと考えたからです。
「話し合う」ことや「考える」ことはアルティメットに限らず大切なことですがチーム競技であり、初心者から代表経験者までいる縦にも横にも広い学生チームは得てしてキャプテンや幹部の想いと他の部員との「想いの違い」「方向性の違い」「熱量の違い」が顕著です。その違いを埋めるのが「話し合い」であり、「考える」ことは自分自身やチームメイトのことを深く知ることに繋がっていきます。
クリニックの座学ではメン部門は最初にビデオをみた後でチームごとに感じたことや足りないこと話し合い、発表しました。ウィメン部門は、最初にチームごとに話し合い、その後実際の試合のビデオを観ながら、ポイントを話し合いました。
指導者がいないことの方が多い東北の大学は特にその「話し合う」「考える」部分が足りないはずなので大変良かったのではないかと思っています。
私もある大学の悩みを聞きましたが、根底にあるのは共通の意識を持てないということだと感じましたので今回のクリニックを活かして欲しいです。
懇親会はいつもながら大変盛り上がりました。講師の皆さんから寄せられた代表ユニや思い出の品々を求めてジャンケンウェイ。記念の懇親会になったことでしょう。
2日目は雨も止み、予定通り会場を猪苗代運動公園に移し、チーム対抗戦と講師チームとの対戦を実施しました。メン部門では講師チーム対戦できることに盛り上がりましたが、ウィメン部門では講師チームと対戦したい気持ちもあるが、初日話した自分たちの課題を解決するために同じ学生同士の対戦を望む声があり、男女での意識の違いが見られました。
参加者に合わせて内容を変えていく東北クリニックのスタイルは課題解決に直結します。2日間という限られた制約の中で少しでも成長してもらえたらと思っています。
講師の方々もチームの課題に応じて臨機応変に対応していただき大変感謝しております。講師の力量のおかげで前述した会津大学学生の発言に繋がっているのだと思います。
クリニックを通し感じたことは、チームとして最初に目的(や目標)を決めるのも良いのですが、まずは目の前の人を喜ばせるプレーを心がけてみるのも1つの方法です。そのことが一人ひとりの繋がり生み、信頼を深め、チームとしての絆を作るのではないでしょうか?そこから見えてくる目標を共有する形もありだと思います。
最後に、お忙しい中講師を引き受けてさらに記念の品々を持参くださった講師の方々、安定の弓田トレーナー、そして遠いところそして過密スケジュールにも関わらず参加してもらった152名の皆さん、2名のマネージャー、宿泊先の磐梯青少年交流の家のスタッフの方々に感謝申し上げます。
また来年も開催します。
またお会いしましょう!
株式会社クラブジュニア 東北DEPOT 渡部貴人”とか”
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