News : 松野政宏選手 USA ULTIMATEクラブ選手権・参加レポート
10月28日(木)〜31日(日)に開催されたUSA ULTIMATEクラブ選手権・本戦にクラブジュニア・スペシャルサポート選手の松野政宏選手(文化シヤッター・バズバレッツ所属)がフュリアスジョージ(カナダ)の一員として参加しました。

世界大会よりも勝つことが難しいと言われるこのUSA ULTIMATEクラブ選手権には、アメリカ・カナダから予選を勝ち抜いた50チーム(オープン・ウイメン・ミックス部門各16チーム、マスター部門12チーム)がその頂点を目指して文字通り世界最高峰の戦いを繰り広げました。

去年の予選敗退から復活を期す松野選手の所属するフュリアスジョージは第13シードという定位置からのスタートながらも、大事な初戦をものにし、次のチェーンライトニングには破れるも、3試合目のストリートギャングに勝利し、1日目の1次リーグを2勝1敗で終え、2日目からの2次予選へ向けてまずまずのスタートを切りました。

この大会で初めてチームに合流した松野選手は第一試合こそディフェンスセットでのスポット的な出場が中心でしたが、フュリアスジョージの中心選手の一人が熱中症で病院に運ばれるアクシデントもあり二試合以降はがっちりオフェンスセットをポジションを獲得。小さいながらもその類いまれな身体能力で大きなアメリカ人選手に立ち向かい、時にはダイナミックなプレーでチームメイトの信頼を得るのはもちろん、観客をも魅了していきました。

しかし、二日目からはフュリアスジョージにとって厳しい戦いとなりました。
まず、2次リーグ初戦で8月の世界アルティメットクラブ選手権を制したリボルバーに善戦するも12-15で敗戦。
続く試合で新チームのサウスパウに10-15で敗北。そして準々決勝をかけた試合で、敗者復活戦を勝ち上がってきたリングオブファイアとの試合を12-15で落としてしまい、三日目も、ジョニーブラボーとマディソンクラブに破れ、12位に終わりました。

松野選手の注目度はかなり高く、ある試合では、ターンオーバー後のディスクを松野選手が拾い、プレーを始めようとしただけで、観客から歓声があがるなど、日本のみならずアメリカの人達にとっても気になる存在であることが伺い知れました。

大会はオープン部門・リボルバー、ウイメン部門フューリーが安定した強さで全勝で優勝。共に世界選手権に続き、見事2冠を達成しました。
ミックス部門はリボルバーとフューリーと同じサンフランシスコを拠点とする新チームのポーラーベアーが、また、マスター部門は世界選手権準優勝だったサーリーがその頂点に立ちました。

株式会社クラブュニア・国際担当 石井哲


松野政宏選手・インタビュー 〜 USA ULTIMATEクラブ選手権に参加して 〜

・USA ULTIMATEクラブ選手権に実際に参加した率直な観想は?
大会日程、大会のシステム、環境、ゲーム、すべてにおいて世界最高峰の大会だと感じました。

・今回最も印象に残っている出来事は?
試合を見に来た他のチームの人が試合中に名前を呼んで応援してくれたこと。
あと、タンパ空港での(チームメイトをひたすら待った)8時間。(笑)

・フュリアスジョージはどんなチームだった?
みんな優しく楽しいチームであり、古きよき時代のチーム。
自分が名前を知ってる人も多く、話してみて、みんなアルティメットが好きだし熱い。

・対戦した、又は観戦したチーム・選手で印象的だったことは?
黒人選手のハンパない身体能力に驚愕。

・日本との違いをどの様なところで感じた?日本の優れている点と劣っている点は?
優れている点は、テクニックとチームのためにどうするか考えてプレーするところ。
劣っている点は、フィジカルとメンタル。
フィジカルと聞けば、がたいの良い・背の高い外国人には当たり前と思う人が多いと思いますが、外見ではなく使い方。背の低い外国人も自分自身も身体の使い方を理解すれば充分に闘えるし、勝つことができます。日本人は身体の使い方が下手でなんです。これはOFDFともに当てはまり、対相手に身体の向き、身体の入れ方を理解すれば対等に闘うことができます。
メンタル的には、絶対に負けないという強い気持ちが足りないと思います。

・自分が通用する、又は自分に足りないなと思った点は?
場面場面によって優劣はあるにせよ、すべて通用すると感じました。
足りないなと思った点は、ディフェンス時の1歩目の動き出し、それからバックとハンマーのスロー。
あとは英語力ですね。

・日本の選手や応援して下さった方達へのメッセージをお願いします。
大会中多くの人にブログを読んで頂いていたみたいでありがとうございます。書くことで反省や課題を改めて考えることができましたし、アクセスがたくさんあることを聞いて力をもらいました。
みなさんの期待に応えられたかはわかりません。自分自身としては結果は満足していませんがすごく貴重な経験ができました。また機会があればと目論んでいます。強いバズを継続しつつ、一個人としても更なる高みを目指していきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!




























(Photo:Satoru Ishii)




























(Photo:Discraft, Inc.